燃費の基礎知識から、日常の注意まで。燃費向上・改善ははまずここからスタート!
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・一番カンタンな燃費向上。日頃の点検で燃費ダウンの原因を解消!
日頃の準備:その1: タイヤの空気圧が落ちると。

自転車に乗ったとき、タイヤの空気が抜けていて直進しにくくなっていたり、ペダルが重く感じた経験はありませんか? 空気の抜けたタイヤは車の重量で潰れ路面との抵抗を増やします。前に進むためにはいつもより強い力が必要なため、自転車の場合はペダルが重くなります。そして、自動車の場合はガソリンを正常なときより多く使って走ることになるのです。
また、車の安定性を損ない、空気圧の低下でタイヤの減りや劣化も早くなります。雨の日にハンドルが効かなくなるハイドロプレーニング現象の原因ともなり、高速走行ではタイヤの過熱・波打ちから破損につながるケースもあります。タイヤの空気圧低下は百害あって一利なしなのです。
空気圧の低下は意外と気づきにくい
当サイトへ「燃費が良くなりません」と質問をいただいた方に「タイヤの空気圧は正常ですか?」と質問すると、「いつ計ったかわかりません…」「最近は点検していません」「車検で点検してもらったんですが」という風に、定期的なチェックをしていないという回答が多くありました。その方々に「タイヤの空気圧も確認して下さい。」とお伝えたところ、 そのうち1人の方から「タイヤの空気圧を規定値に調整しただけで1リッターあたり3kmも燃費が良くなりました!」とのご報告をいただきました(愛車は比較的新しいホンダのフィットでした)。

もちろん原因は空気圧の低下による燃費の悪化なのですが、燃費に影響するほど空気圧が低下していたのに、全く気がつかず普通に乗っていたという点にも注目するべきです。タイヤの空気圧は徐々に減っていくために、気がつかないことも多いのです。
以前、タイヤメーカーの開発担当の方から「タイヤの空気圧は最低でも1ヵ月に1回の点検サイクルで実施することがお勧め」と教えていただいたことがあります。概ね1ヵ月で10%前後は自然に空気圧が減るそうです。当サイトの実験でも、規定2kgf/cm2の空気圧に対して1ヵ月で0.2kgf/cm2低下していた車がありました。タイヤの新旧にかかわらず必ず定期的な空気圧の点検を行い、常に適正な状態を保つ必要があります。
まずは、愛車の適正空気圧を知ろう。
タイヤの空気圧を点検するときに、疑問に思うのが「どれくらいの空気圧で入っていれば適正なの?」ということ。タイヤの空気圧は、低すぎるのはもちろん極端に高すぎても良くありません。愛車の適正空気圧のはどこを見ればわかるのでしょうか?
ほとんどの車の場合、運転席側のドアを開けて内側の部分を見てみると下の写真のようなステッカーが貼られています、ここに適正空気圧が表示されています。車によっては、給油口の蓋などに貼られている場合もあります。

<タイヤの空気圧表示の例>
もし、車のドアの内側を探してみても左のような表が発見できなかった場合は、車のメーカーお客様相談室や販売ディーラー・整備工場で教えてもらうと良いでしょう。
タイヤの空気圧をチェックする方法
「タイヤの空気圧を点検しよう!」と考えても、方法が分からず迷ってしまう方も意外と多いと思います。初心者の方や女性のドライバーには特に苦手な分野かもしれませんので、今回はできるだけ簡単な方法をお教えします。
▼その1)フルサービスのスタンドで給油時にチェック
セルフのスタンドが増えていますが、スタッフの方に従来の給油サービを受けられるのがフルサービスのスタンドになります。給油時に「タイヤの空気圧をみてください」と依頼すると無料で対応してくれます(まれに有料のスタンドもあります)。車に乗ったまま、機械の操作もすること無く終りますので、これが一番簡単な方法かと思います。一緒にタイヤの溝など、タイヤそのものの状態を点検してもらい、磨耗状態(減り具合)に問題が無い確認しておくと良いでしょう。
▼その2:セルフスタンドの給油時に空気圧をチェック
つぎに、セルフ方式のガソリンスタンドに備え付けてある設備を自分で使う方法です。セルフスタンドでガソリンを給油されている方は、スタンドの中をよく見回してみてください。このような看板がありませんでしたか?

左の写真はタイヤに空気を入れる機械です。
多くのセルフスタンドでは、タイヤのエアチェックや空気の充填を無料で行うことができます。 このサービスを利用すれば、手間はかかりますが気兼ねはいりません。自分の好きな間隔で、タイヤの空気圧を確認すると良いでしょう。
問題の機械の使い方ですが、セルフスタンドの場合、詳しい機械の使い方の説明や手順が書かれていますので安心です。わかない場合は、事務所のスタッフに使い方を聞いてみましょう。※点検の際にタイヤのバルブのキャップを無くさないように気をつけましょう。
▼その3:自分の家で空気圧をチェック
カー用品グッズショップや、ホームセンターなどに行くと、タイヤの圧力計や圧力計付きのコンプレッサーなどが数千円程度で販売されています。お手軽にシガーソケットから電源を取れるコンプレッサーなどもありますので、こまめにチェックしたい方は検討してみると良いでしょう。
タイヤのミニ知識:タイヤの窒素充填
タイヤの空気圧点検が面倒だという方に、空気の代わりにタイヤに「窒素を充填する」方法があります。窒素は空気に比べて密度が高いため、タイヤから抜け出る割合がかなり少なく、タイヤの圧力が低下しにくいというメリットがあるのです。最近タイヤの専門店やオートバックス・イエローハット等のカー用品店でも取り扱いが増えてきています。有料サービスとなるお店がほとんどなので少々出費になりますが、その分点検の頻度を減らすことができます。
全く空気が抜けないわけではないので、点検は必要ですが、2~3カ月に1回も見れば十分でしょう。当サイトのスタッフ数名が利用しいたところ、半年に1回程度の点検でも「圧力が下がっていなかった」と驚いております。ただし、タイヤ自体の劣化で早く抜けてしまう場合もあります。
余談ですが窒素充填でタイヤのノイズが減ったり、乗り心地が向上したりする効果がみられるようです。この特徴も魅力かもしれませんね。気になる方は近所のタイヤ点やカー用品店さんで聞いてみるとよいでしょう。
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